『半身まひの妻と暮らすために自宅の改修はどうすればいいの?』


自宅の改修は、どこにでも手すりをつければ良いというわけではありません。

 

なぜなら、ただ取り付けても、その高さや位置が本当の意味で、今の身体の状態や動きに合っているかというとそうではないからです。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

一番確かな方法としては、理学療法士と作業療法士に自宅に来てもらい、本人の動きに合わせて取り付ける位置を決めてもらうということです。

 

回復期病院に入院した場合、ある程度在宅での生活動作が想定できる時点で、『家屋評価』という調査をを行います。

 

まず、事前に自宅の図面や写真で本人の生活する通り道を確かめます。同時に、本人が段差は昇降できるか、転ばないかなどを細かく診ます。

 

退院する1ヶ月前くらいに、家屋評価の日程を決め、本人、理学療法士、家族、ケアマネージャー、業者が自宅に集まり評価を行います。

 

動きを確認しながら、ここに手すりを改修でつけるか、借家であれば福祉用具の手すりや歩行器をレンタルするという方法があります。

 

ご家族が介護をする場合、介護できるかを確認する機会ともなります。

 

 

リハビリ介護士 藤原

 

 

『在宅介護をそのままリハビリにする方法』はこちらへ

 

 

 

 

Comments

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。