『こころが動くと身体は動く』


おはようございます!
リハビリ介護士 藤原純也です。
今日のテーマは『こころが動くと身体は動く』です。

これはとてもシンプルなことですが、忘れがちなことです。

身体が動かなくなると、寝たきりになり、筋力が低下し、関節が硬くなり

さらに動けなくなってしまいます。

寝たきりの約脳卒中によるものといわれています。
それは、脳の神経細胞が障がいを受けると、その後遺症が残りやすいからです。

後遺症はさまざまです。

・体の片側が動きづらいマヒ

・しびれ・感覚の鈍さ・痛み

・言葉が出て来ない

・理解できない

・うまく話せない

・意識がもうろうとする

・視野が欠ける

・頭痛

・ふらつきバランスがとれない

・物が何なのか認識できない

・物の使い方がわからない

・見えているのに視野の半側を認識できない

 

けして、一度に全てが起こるわけではありませんが、
さまざまな症状が起こり、本人はとても混乱した状態に陥ってしまいます。

そのため、身体を動かすと転びやすく、本人はとても怖い気持ちになっています。

介護するご家族は、まずこの怖いという気持ちをしっかりと理解する必要があります。

障がいによって、どんな状態になっているのか、少しでもイメージして接することで、

安心することができ、「じゃあ、起きてみようかな」

こころが動き身体が動くのです。

怖くて動きたくない身体は抵抗的で、とても重く大変です。

 

障がいを理解することは、相手の気持ちを理解することにつながっています。

それが藤原式リハビリ介護の第一歩です。


リハビリ介護士 藤原純也。