『家族の在宅介護不安』


はじめての在宅介護はどうすればいいのかわからず,不安なことが多くあります。

 

まず,入院した病院で,在宅を目標にできるのか?どのような生活方法で帰ることができるのか?ということを

 

検討し,本人の意思とご家族の意思で決定していことになります。

 

しかし,実際はご家族がなかなか在宅介護をイメージできず不安な気持ちでいっぱいです。

 

『本当に在宅で介護できるのだろうか?』

『本人はどこまで良くなるのだろうか?』

『退院してからのリハビリはどうなるのだろうか?』など

 

ある研究によると,退院にあたって,家族の介護負担感が自宅退院率に影響することもわかっています。

 

そのため,退院前に介護方法の指導を行う取り組みがあります。

 

しかし、実際には指導後の満足度が高くても、不安感は全体の50%近く残る傾向にあります。

 

それは、1度きりの指導であるためと考えられます。

 

不安感を少しでも軽減するためには、毎日の病院生活の中からリハビリや自主トレーニング

 

介護にご家族が関わっていけるようにしていく必要があると思います。

 

リハビリ介護士 藤原

 

 

 『はじめての介護を障がいを体験することからはじめる介護方法』はこちら

 

 

 

 

 

 

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