リハビリ専門用語 『ROMex』
「ROM」とは、「Range of motion」の略で、「関節可動域」という意味があります。
人は、自然に手足を動かしていますが、足首が少し固くなっただけで歩くことが大変になってしまいます。
そんなとき、必要となるのが「ROM e.x.」です。
関節を柔らかさを保ち、または改善させるために行われます。
寝たきりになると、関節を動かす範囲が少なくなり、その期間が長くなると筋肉は使われなくなり、固くなり動かなくなってしまいます。
もちろん、脳卒中で麻痺しても、筋肉が動かなければ固くなってしまいます。
関節は3週間以上動かさないでいると著しく固くなってしまいます。
さらに8週間以上動かさないでいるとの、関節が骨とくっつきやすく、戻らなくなってしまいます。
そのため、リハビリでは、早くから関節を動かし、本人にも自ら動かすように練習することが大切です。
リハビリ介護は、介護する中で、生活に必要になる関節の柔らかさを保つように行います。
リハビリ介護士 藤原
2013年7月31日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:Ⅵ【わかる!リハビリ専門用語!】
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