リハビリ専門用語 『ROMex』


「ROM」とは、「Range of motion」の略で、「関節可動域」という意味があります。

人は、自然に手足を動かしていますが、足首が少し固くなっただけで歩くことが大変になってしまいます。

そんなとき、必要となるのが「ROM e.x.」です。

関節を柔らかさを保ち、または改善させるために行われます。

寝たきりになると、関節を動かす範囲が少なくなり、その期間が長くなると筋肉は使われなくなり、固くなり動かなくなってしまいます。

もちろん、脳卒中で麻痺しても、筋肉が動かなければ固くなってしまいます。

関節は3週間以上動かさないでいると著しく固くなってしまいます。

さらに8週間以上動かさないでいるとの、関節が骨とくっつきやすく、戻らなくなってしまいます。

そのため、リハビリでは、早くから関節を動かし、本人にも自ら動かすように練習することが大切です。

リハビリ介護は、介護する中で、生活に必要になる関節の柔らかさを保つように行います。

リハビリ介護士 藤原

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